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TEDxTokyo yzの構成要素:メンバ紹介

posted by Yu @yu_nakamura8 writer of TEDxTokyo yz

朝や夕方は少し涼しくなってきましたね。昼は相変わらずむっとしとりますが。

先日9月7日にTEDxTokyo yzのMTGがありました。ここのMTGは毎回、面白い。その場の雰囲気や来た人たち、流れによって、トピックや空気感がすべて変わっていくのですよ!

さわーっと、ざばーっと。

でも、これが組織として起こることって実際は少ないと思うのです。組織は確固たるビジョンがあって、それぞれが役割を持って成長していく必要があるから。でも、ここにはそれはない。こんな流れが起こる要素の一つとして、FounderのNahoさんの世界観があるのかもしれないなと。

というわけで!今回はそんなTEDxTokyo yzを理解する一つのtipとして、Nahoさんにインタビューしてみました!(彼女は引き出しが多すぎて実はまだインタビューしきれていないので、もしかしたら、続編があるかも!?)

【TEDxTokyoのような、ゆるい、でも自発的な従来の組織とは少し異なる組織って珍しいように思うのですが】

私の専門は組織心理学だから、大学院でいろんな組織論について勉強して、じゃぁ自分で新たに組織論を構築するとしたらどういう組織が今後あるのか考えていたんだよね。今のメインの組織論って、産業革命から続いているものそのままで、その裏にあるパラダイムもそのまま。どういう組織を作るかって、その時代のパラダイムによるじゃない。当時、どういう価値観で世界を見ていたかっていうのは「社会とは客観物として私たちの外にあるんです。」っていう、ものすごく自然科学からきた客観主義なわけ。で、人間はしっかりした境界の中で、ストラクチャーを作ってやっていくことによってまとまっていくんですよ、っていうのがある。でも、私はそうでもないだろうなと思ってた。

企業組織っていうのは資本主義が始まってからの話だから、組織は成長と拡大すべきというのがベースにある。そこを疑うことはないわけじゃない?でも、掘り下げてみると、自分の見ている世界観と、今ある組織論とか経営論とか、私たちが学んでいるものがマッチしなかったの。マッチしないのであれば、これからはどういう組織論が必要か作ってみようと思った時に、もっとネットワークでつながっていくような流動的な組織かなって。

組織としての目標、ビジョンはあるんだけれど、その中で、個人のニーズにも応えられる。今は、組織の絶対的な「こうです」っていうビジョ ンに個人がすり合わせようとする場合が多いわけじゃない。それがうまく合致している人はいいけれども、そうじゃない人はかなり妥協していかなければいけない。テクノロジーとか生活スタイルがどんどん変わっているわけだから、組織論だって変わって然るべきなのよね。その実験として、「アメーバ状」の組織の成り立ち方、働き方の面で TEDxTokyo と TEDxTokyo yzがある。でも、ただ単にアメーバだと混沌としているだけで、組織としてのアウトプットが出せないから、最低限のストラクチャーを組織が成長していくごとに入れて、メンバー個々のコミットメント、責任の意識を育てていく。

今は、組織は「拡大成長して生き残らなきゃいけない」っていうのが大前提でしょ。でも、私は組織は死んでもいいだろうっていう仮説を立てたのね。 何かを達成したら死ぬ組織があってもいいなと思っていて。一つの組織として固執することはない。そういう組織ばかりじゃなくてもいいと思う。

【Nahoさんはいい意味で固執しすぎない感じがしますねー。それがTEDxTokyo yzのフレキシブルな柔軟な感じを醸し出しているのかも?】

アタッチメント、執着がないってよく言われる(笑)。自分と他(人、もの、組織、タイトルなど)の関係性においては、執着することに興味ないんだと思う。でも、自分が何をやっているかとか、やりたいかとか、 そういうところはものすごい明確。だって例えば、私が組織心理学をやるってのは誰にも関係ない「私事」じゃない?料理が好きなひとは料理、旅が好きなひとは旅。 会社を創りたいから起業家になったひととか。自分だけのこと(専門性、趣味など)に限っては執着が強い。他の人にチームとして関わってほしいと思うときはあるけど、この組織はこうあるべき、こうかかわるべき、そういうのはないね。

【ロジックや言語に強いなと思うのですが、それなのにこのフレキシブルさというか、直観でぱっと動けてしまう大胆さ。そのバランスはなんですか!?】

自分自身、どういう棲み分けになっているのかわからないけれど、日常はロジックで、おっきな流れは直観、かな?日々のプランニング、これをいついつまでにやるかのタスクマネージメント、どういう風に人に話を伝えるか、わりと準備をちゃんとしてから向かうのね。ちゃんと準備をしている中で、もうこれは準備をしても無理だろうという判断にいたると後は投げてもうぶっつけ本番!ってなる。ある程度自分が安心するまでは準備をして計画を立てて、その計画があるからこそ当日フレキシブルにできる。

もともとは誰から見てもA型、律義で完璧主義者で。でもそれって自分に健康的じゃないなーって思って。最初は意識的に直して、だんだんできるようになって、今ではゆるくするところはゆるく、きっちりするところはきっちりする、そこらへんの調節ができるようになった。

20代は成長欲求がすごく強くて、でも周りはそんなに見えていなかったから、自分を追及することに没頭した。自分らしさとか自分が何者かっていうのを確立しようとしていた。でも今は自分がどういう風に世界をとらえて、どういうときにどういう反応をしてっていうベースがある程度見てきたので、今からは社会の中で自分を位置づけたり、社会に自分を還元して、アウトプットを出していくほうに関心があるフェーズなんです。

【グラフィックファシリテーションについても少し。何が一番良いところなのですか。ほかにもオプションはあったのでは?】

グラフィックファシリテーションはツールの一つ。自分のアート性や、視覚的情報に強い部分をビジネスに使いたいと思っていて、その端的な表れの一つかなと思っている。実際にグラフィックファシリテーターの人たちに学んで、あれってただ単に話していることを書いて視覚的に見せるだけではなくて、コンサルタントとしても一流じゃないといけないことがよくわかった。組織開発とか、変革を起こすための方法論なんだ。普段使っているパターン化してしまった思考から解放してあげるための手段。

普段考えもしないような視点からヒントを与えたり、導いてあげる。自分が思っている方向に導くのではなく、組織がどういう方向に行きたいかは組織が決めることで、私の欲求を出しても意味がない。あくまで「相手がどうしたいか」を引き出してて導いていく。その人たちにとって一番いい状態に持っていってあげることが大事。

【こういったものを通じて一番何がしたいです?】

私はコミュニケーションの質が良くなれば、人の人生は豊かになると思う。言語、非言語含めて人間の全ての活動はコミュニケーションに集約されるとおもっているから。それなのに、ビジネスとコミュニケーションが別物に考えられているのはちょっとおかしいよね。ネゴシエーションだってコミュニケーションだし。だから私はコミュニケーションのプロセスをデザインしていきたいと思っているんです。

にゃるほど、Nahoさんはその小柄な外見からは想像できないほどパワフルで、アーティーで、とても魅力的な人でございます。こんなロジックと感性を兼ね備えたFounderだからこそ、ぶれないけれど、フレキシブルな、組織とMTGになるのかもしれません。

ここに集まる人たち。面白い人が多いので、これからもこの組織の構成要素を、追及していきたいと思います!どーぞ、おたのしみに♪♪

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